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Midjourneyで有名コンテンツ風の画像を生成してみよう!(サブカル系中心)

Midjourneyは有名コンテンツのワードであれば、細かい文章の指定や既存画像を用いなくとも、その作品に近い作風の画像を生成する事が可能です。

この記事では有名コンテンツの中で主にサブカル系(ゲームやコミック等)の有名な作風やコンテンツにスポットを当て、いくつかの実例を挙げてどのように生成されるのか紹介したいと思います。

生成する主なテーマはPumpkin monster(かぼちゃのモンスター)です。

目次

特にスタイルを指定しない場合

単に「Pumpkin monster」で生成するとこんな画像に仕上がります。
色々なスタイルがランダムに出来る印象。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in cartoon style, highly detailed, high quality --quality 2.0」

ちなみにシチュエーションを混ぜるとかなりホラーな画像もできます。

生成ワードは「Pumpkin monster in the meadow, high quality --quality 2.0 --ar 16:9」

確定クリティカルか、即死攻撃もってそう。

Cartoon(カートゥーン)

アメリカの子供向けアニメ風に画像を生成したい場合ならこちら。

カワイイ系とコミカル系の両方が生成可能です。

個別の作品群(ディズニー系など)を用いなくても大体それをイメージする画像を生成できます。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in cartoon style, highly detailed, high quality」

生成される画像の特徴は、大きな目、縦長の目、コミカルな表情などになります。
上記画像は大きな目のタイプですが、下記画像のように確率で縦長の目もちゃんと生成されます。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in cartoon style, highly detailed, high quality」

American Comic(アメリカンコミック)

カートゥーンが子供向けだとすると、こちらはもう少し上の世代がメインターゲットのコンテンツになりますね。

ハリウッド映画化されている作品も多く非常に強いワードです。

生成するとこんな感じ、吊り上がった目ができやすい印象。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in American comic style, high quality --quality 2.0」

Cthulhu(クトゥルフ)

Midjourneyで大量に画像が生成されて大人気なのがこちらのワード。

アメリカの著名な小説家であるハワード・フィリップス・ラヴクラフトが1920年代に発表した小説の設定が体系化されたものが「クトゥルフ神話」と言われています。

戦前の作品ですが、戦後になってから絶大な人気を獲得しました。
近年は日本でも知名度が上がっていますね。

クトゥルフは架空の神あるいは宇宙生物で、画像を生成する場合はタコのような「頭部」と「触手」のような形状が生成されやすい傾向があります。

わかりやすくモンスター的なものが生成されやすいワードです。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in Cthulhu style, highly detailed, high quality --quality 2.0」
生成ワードは「Pumpkin monster painted in Cthulhu style, highly detailed」

Pokemon(ポケットモンスター)

いわずと知れた任天堂が誇る世界的コンテンツ、という事でアメリカ企業が運営するサービスでも余裕でワードが強く作用しました。

やはりかなり強力です。
生物をモチーフとしたかわいい系の画像を作りたい時などにもオススメですね。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in pokemon style, highly detailed, high quality --quality 2.0」

ピ、ピカ…

Super Mario(スーパーマリオ)

同じく任天堂が誇る世界的コンテンツ、Marioだけでも生成は可能ですが、それだとキャラクターのマリオの方にひっぱられるので、ここではSuper Marioと指定して生成しています。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in super mario style, highly detailed, high quality --quality 2.0」

Marioという単語は入っていますが赤色になるとは限らない感じです。
この画像のようにヒゲが生成される時もありますね。
目はキノピオ寄りでしょうか?

目についてはクリボーやキラー、形状もキノコの要素を含んだ画像が生成される事もあり多彩な印象。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in super mario style, highly detailed, high quality --quality 2.0」

Dragon Quest(ドラゴンクエスト)

言わずと知れた日本を代表するRPG作品ですね。

海外での知名度はいまひとつであるため、Midjourneyで正常に作用するか不安でしたが、スライムっぽい風に仕上がりましたので一応ワードは作用していると考えてよさそう?

生成ワードは「Pumpkin monster painted in Dragon Quest, highly detailed, high quality --quality 2.0」

今回はかぼちゃという丸みを帯びた野菜をテーマにしたので、スライム化するのは当然と言えば当然かも?

生成ワードは「Pumpkin monster painted in Dragon Quest, highly detailed, high quality --quality 2.0」

この髪はDQ6のハッサン…?

ゴーレムだとこんな感じになります。
実際の敵キャラクターとは全く似ていませんが、中央で棒立ちしているのや、サイズ感などは影響を受けている印象。

生成ワードは「golem painted in Dragon Quest style, high quality --quality 2.0」

Dragon Questを抜くとこうなります。
デザインは似たものになる場合もありますが、風景を立ち位置などは全然違いますね。

生成ワードは「golem, high quality --quality 2.0」

kawaii(かわいい)

特定の作品を指す言葉ではないのですが、このワードを用いるとかわいい、あるいはポップなデザインの画像が生成されやすいです。

日本語ですがサブカル界隈では海外でも広まっているワードになりますので、相性がよいです。
あと全体的にピンク色で生成されやすい傾向がありますね。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in kawaii style, high quality --quality 2.0」

抽象的なワードですのでバリエーションは豊富です。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in kawaii style, high quality --quality 2.0」

Anime(アニメ)

Anime(アニメ)はよく聞くワードですが、実はAnimation(アニメーション)を短縮した和製英語です。
語源には「e」が無い事からわかるように、完全に日本語読みをローマ字化したワードです。

日本国内ではアニメもアニメーションも同じ言葉として使用されますが、海外での日本のアニメの普及に合わせて逆輸入されました。

このような経緯もあり、日本のアニメーション作品を海外では「Anime」と括られています。

というわけで日本のアニメ調の画風にしたい場合に便利なワードになります。
海外寄りにしたければ「Cartoon」を使用しましょう。

生成ワードは「Pumpkin monster painted in anime style, high quality --quality 2.0」

一つ前に紹介した「kawaii」に近い雰囲気はありますが、こちらはピンク調で生成されやすいという特徴も無いので使いやすいワードだと思います。

注意事項

例によって最後に注意事項です

  • 実在の人物を画像に含めるのは避けましょう。
    newbiesチャンネルなどでは実在の人物を用いた画像生成も時折見られますがリスクが高い行為です。
  • ファンアート、二次創作の類が明確に禁止されているコンテンツは避けましょう。
  • つまりディズニー系などは危険です。
  • エロ・グロ系は公式で禁止されています、誤って生成してしまった場合はすぐに消してください。

    ※画像の消し方をご存じではない方は下記記事を参照ください。
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